占い師さんは、改名屋ではないのです。だから、「名前を変えたいのですが」という相談者さんにも、すぐに名前を改名することをすすめないのです。
そういう人には、今の名前の画数から「本来そういうことにならないはずだ」という原因を探っていくのだそうです。
いじめにあっている子供の相談がくるそうです。
「繊細な子はいじめにあう。あれは本当はいじめる方のねたみだけれども、そこで自信をなくす子が圧倒的に多いですね」ということでした。
恋愛の相談もくるそうです。
「恋愛で落ち込むのは、圧倒的に昔かたぎな子、身持ちの堅い子、古風な子。軟派な子と硬派な子と分けたら、硬派な子です。そういう子たちには、『生き物である以上は、女性のことだけしか考えられない年齢だってあるんだよ。当然なんだよ。女性だって、そうなんだよ』と言ってあげます」とおっしゃっていました。
いじめにあう子も、恋愛で落ち込む人も、画数で「神経が実に細やかで、空気が読める、気遣いができる。その反面、どこか過ぎたことをクヨクヨするタイプ」と出るそうです。
そのような相談者は「度胸がない。気が弱い」と言うそうです。
そんな時、占い師さんは、こうアドバイスします。
「気が弱い。素晴らしいことじゃないですか。気が弱いから、慎重になったり、人の心の痛みがわかるのです。F1の選手とか格闘技の方だちとお話をすると、気が小さい方たちだなとわかります。気が小さくて、万全を期すからできるわけです」
さらに、吉数でもいいものと悪いもの、凶数でもいいものと悪いものがあるらしいです。
占い師さんのほとんどの方は、自分の名前を変えているらしいです。でも不思議なことに、話を聞いた占い師さんは本名だと教えてくれました。
それこそが、改名しなくても、開運できるという証拠らしいです。
「私みたいな仕事で名前を変えていないのは、私ぐらいしかいないです。私の名前でも、姓名判断的に言うと、22という凶数があります。でも、その凶数の中でもいいものと悪いもの、吉数の中でもいいものと悪いものがあるので、それをちゃんとわかっていればいいのです」
とのことでした。