名前を変えて運を変える

占い師さんはみんな名前を変えていると思っていたのですが、不思議なことに、私がお世話になっている占い師さんは、本名なんです。

この事実こそが、無理に改名なんてしなくても、開運できるという証拠なのです。

占い師さんは「僕のような仕事をしていて名前を変えることがないのは、僕ぐらいしかいないと思います。でも、僕の名前がいいのかというとそういうわけではなく、姓名判断すると、22という凶数が含まれているんです。しかし、凶数の中にもいいものと悪いもの、吉数の中にもいいものと悪いものが存在しているわけで、それをちゃんとわかっていればいいのです」と言っていました。

凶数だから、いけないのではないということです。意識して、補っていればいいのです。

「吉数でも、悪いものが必ずあるのです。凶数の中でもいいものがあるのです。それを自分でどう把握するか。自分の長所、短所がわかってい人間は伸びるわけです。人を幸せにしますから」とのことでした。

そして、名前を変えると、後天運が変わるとのことでした。

占いに抵抗がある人でも、一番身近に感じる占いは姓名判断だと思います。

お寺や神社でも姓名判断で子供の名前をつけます。星占いには興味がない男性でも、子供の名前をつける時は、やはり見てもらおうと言うはずです。

占い師さんは「一番番深く出る反面、一番おどかされやすいのも、姓名判断です」と言っています。

人には、先天運と後天運があるそうです。

先天運は持って生まれた運で、生まれたら変えようがないもの。名前で言えば、先祖からの名字です。どういう親のもとに生まれたというのは変えようがないのです。

「先天運なんて正直気にしなくていいのですよ。先祖がどうしたこうしたとか、あなたのお墓の場所がどうした、誰それの生まれ変わりだの、因縁背負って怨念がどうしただの、みんなそうです。姓名学は、後天運の部分なのです」と自信満々に言っていたのが印象的でした。

つまり、名前は、後天運なのです。

占い師さんは、先天的な長所を伸ばし、短所を抑えるような名前をつけるのです。

「僕は、運を変えてあげる。朝の目覚めから健康まで変わります。皆さん、証拠も見ている。結婚して名字が変わるとどう変わるかというのが証拠です」とのことでした。

結婚して名前が変わってから、その人の人生がどうなるか、姓名判断には、無数にケースースタディがあるわけですね。

「一番顕著にあらわれるのが健康と心です」とのこと。

結婚する前は、丈夫だった人が、結婚して名字が変わったら、病気になることも珍しくないそうです。

逆に、虚弱体質だった人が、丈夫になることもあるそうです。

「心もそうです。あの子だったらいい家庭を築くとみんなが認めていた人が、年々きつくなる。反対に、きつい女性が、ウソのように穏やかになる。2人の名前、生年月日を並べてみて、もって何年、ケンカの原因、離婚の原因が全部出ます」聞いていて恐ろしくなります。

でも、後天運は変えることができるのだそうです。

「家庭運、仕事運、なければ困るお金の財運、一番大事な健康運の4つの運が、合計8つに広がっているのです。これが八方塞がりになっているのを、名字名前で全部変えることができる。悪いことをどうしたら防ぐことができるのか。凶を吉に転じることができるか。これがなければ、ただの占い。『当たるも八卦、当たらぬも八卦』とかいう占いでは何の意味もないのです。そんな占い師はみんな『○○協会』とか勝手なものをつくって会長を名乗っている」だそうです。

占い師さんはちゃんと見極めてから信じなければなりませんね。

 

改名しなくても、運命は変わる

占い師さんは、改名屋ではないのです。だから、「名前を変えたいのですが」という相談者さんにも、すぐに名前を改名することをすすめないのです。

そういう人には、今の名前の画数から「本来そういうことにならないはずだ」という原因を探っていくのだそうです。

いじめにあっている子供の相談がくるそうです。

「繊細な子はいじめにあう。あれは本当はいじめる方のねたみだけれども、そこで自信をなくす子が圧倒的に多いですね」ということでした。

恋愛の相談もくるそうです。

「恋愛で落ち込むのは、圧倒的に昔かたぎな子、身持ちの堅い子、古風な子。軟派な子と硬派な子と分けたら、硬派な子です。そういう子たちには、『生き物である以上は、女性のことだけしか考えられない年齢だってあるんだよ。当然なんだよ。女性だって、そうなんだよ』と言ってあげます」とおっしゃっていました。

いじめにあう子も、恋愛で落ち込む人も、画数で「神経が実に細やかで、空気が読める、気遣いができる。その反面、どこか過ぎたことをクヨクヨするタイプ」と出るそうです。

そのような相談者は「度胸がない。気が弱い」と言うそうです。

そんな時、占い師さんは、こうアドバイスします。

「気が弱い。素晴らしいことじゃないですか。気が弱いから、慎重になったり、人の心の痛みがわかるのです。F1の選手とか格闘技の方だちとお話をすると、気が小さい方たちだなとわかります。気が小さくて、万全を期すからできるわけです」

さらに、吉数でもいいものと悪いもの、凶数でもいいものと悪いものがあるらしいです。

占い師さんのほとんどの方は、自分の名前を変えているらしいです。でも不思議なことに、話を聞いた占い師さんは本名だと教えてくれました。
それこそが、改名しなくても、開運できるという証拠らしいです。

「私みたいな仕事で名前を変えていないのは、私ぐらいしかいないです。私の名前でも、姓名判断的に言うと、22という凶数があります。でも、その凶数の中でもいいものと悪いもの、吉数の中でもいいものと悪いものがあるので、それをちゃんとわかっていればいいのです」

とのことでした。